親の介護で気づくこと

親の介護で気づくこと

まずは現在ご両親など身内の方の介護をなされて見える方へのご心労に敬意を表します。

介護士として介護の現場で培ったスキルが、実際の両親の介護でも役に立ったという方を多く見ます。

いま仕事で介護をしている方も、将来的に自分の家族に介護が必要な時がやってくるかもしれません。
仕事を通して、介護に関する知識や負担のない介助の仕方も知っています。
親族にもしものことがあっても、慌てることなく、上手に介護サービスを利用することができるはずです。

そして、利用者側に立った介護士は、介護を受ける家族の立場に、よりリアルに気持ちを寄り添えることができるようになります。

ご両親がまだまだ若い方でも頭の中でイメージしてみてください。
介護施設で介護を受けるご両親の姿、そして自分の姿を

自分の親が、施設でどのように介護を受けているだろうか。

そう考えたとき、自分の日々のケアの仕方、声のかけ方、気持ちの寄り添い方にも、新たな変化が出てくるでしょう。

どんなふうに介助して欲しいか?どんなふうに介助を受けたいか?

その想いがより良いケアへとつながります。

自分の介護知識や経験が、いま実際介護を受けている人たちの生活に必ず役に立つことでしょう。