接遇マナーの基本五原則

介護現場での接遇は、立派なサービス業としてより良いサービスを提供するためのスキルで、円滑なコミュニケーションや信頼関係を築くために不可欠です

今回は、介護現場における接遇のマナー基本五原則について詳しく見ていきましょう

1  挨拶

声かけ挨拶はコミニケーションの基本です。ご利用者様やご家族と信頼関係を築く第一歩となります。相手の目を見て笑顔で挨拶するように心がけましょう。

あ・・明るく

い・・幾度も

さ・・先に

つ・・続けて

「おはようございます。よろしくお願いします」これだけでも明るくなりますよね。

2  言葉遣い

ご利用者様に対する言葉遣いは敬語が基本です。

親しみを持つためとは言え、馴れ馴れしい言葉遣いで出してしまうのは良くありません。誰かの大切なご家族であることを忘れてはいけません。

かわいいおばあちゃんでは無いのです。柔らかい言葉であってもお客様であることを忘れず、丁寧な言葉遣いで接しましょう。

3  表情・笑顔

ご利用者様は職員の表情をよく見ています。

ご利用者様が気軽に話しかけることができるようになるべく笑顔を意識します。

感染症対策でマスクを借用していると表情が見えづらくなります。口元の口角を上げるだけではなく、目元の表情も意識してみましょう。

4  態度

介護職員の立ち居振る舞いは、ご利用者様とコミュニケーションをとる上でとても重要です。

立ち居振る舞いにはいろいろありますが、良い姿勢でいるだけでも相手に好印象与えることができます。

ノンバーバル(非言語)なコミュニケーションこそ伝わりやすいとも言われます。ご利用者様が声をかけたくなる話をしたくなる態度を心がけましょう。

5  身だしなみ

介護現場では、ご利用者様の体に直接触れることが多いですよね。清潔な身だしなみを心がけ、相手に不快感のないよう、メイクや服装髪型にも気を配りましょう。おしゃれは、自分のために身だしなみや相手のために。まずは身だしなみから整えます。

いかがでしたか?

今日は接遇の五原則を見てきました。

これら全てに通じるのはお客様であるご利用者様のために安心していただいています。

仕事に誇りを持つことで、接遇が生きてきます。介護の仕事はただのお世話では無いですよね。その人の生きがいを支援する尊い仕事です。

そのためにも、ご利用者様、一人一人と向き合ってしっかりと話を聞くことが大切です。

正しい接遇マナーを身に付け、お互いの信頼関係を築いていきたいものですね。